三河八橋駅 かきつばた・・・。

三河知立駅とこの三河八橋駅の間は相当遠く離れています(^^;;;
この間に1つ駅があると僕的には便利なんですけどもネ(苦笑)
しばらく田んぼばかりのところを通ります、そして林の中を通ったな、と思ったら駅が出てきます、それが三河八橋駅。
僕的には豊田方面に行くには一番近い駅、ということでこの駅も割かし利用することがあります(^^

開業 大正9年(1920年)7月5日
所在地 豊田市花園町
利用者数 2000人

あれこれ

「マッチ箱みたいに小さい駅だな、こりゃ」

大きなお世話だよ(爆)
でもね、僕は地元民だけどもこの駅に乗るつもりで来て、駅を素通りしてしまったことがあるんだから(爆)
それでもこの駅は結構利用されてるんだから(^^;;;;
元々はこの駅はもう少し知立よりにできる予定だったそうです。
三河知立駅を出てしばらく行くとR1の下を通り、今頑張って道路工事をしてるところも通ってやや左にカーブしていくところがあるんです。
そのあたりがやや林みたくなってるところがあるんですけども(知立市八橋町)、大体あのあたりに出来る予定だったとか・・・。
しかし、地元(花園町)の方々の熱い誘致に心を動かされた当時の三河鉄道が「家が密集してるほうに駅を設ければ利用者も喜ぶわな」ということで、現在の花園町に設置した、ということです。

「ここも無人駅なんだな・・・」

いつからか忘れましたけども、三河線(山線の方)は2年程前からワンマン運転になりました。
その際に三河線のほとんどの駅が無人駅になりました・・・。
昔僕が大学受験でこの駅から乗ったときに「受験か、頑張れ!」といってくれたりした駅員さんはもうここに来ることはないんですね〜(泣)
無人駅なんですけども自動改札、というなんとも訳分からんところも(おい)三河線の特徴か・・・。

「お〜バリアフリーだね〜段差なしでホームにいけるなんてなかなかハイソだね〜♪」

ハハハ(^^;;;;;ハイソですか・・・使い方間違ってるぞ(自爆)
そう、自動改札を入ってスロープ状にホームに上がっていきます。
上がる際は踏み切りみたく遮断機が下りますんで注意です!
正直ホームも小さいです、昔中学生だったころ、もう少し大きく見えたものですけども、僕が大きくなったのか、それとも三河線のホームって大体がこういう感じなのか・・・。

「駅のそばになかなかきれいな花が咲いてるな〜まっちゃんのイメージからはとても似つかわしくないんだけど、どういうことだ!?」


どういうことだって・・・君は何様だよ(爆)

この花は(此花だって(爆)←大阪の地名です)「かきつばた」と言います。
漢字にすると「杜若」です(・・・おもろなかった?^^;;;;;)

「ふと思ったんだけども豊田の花園町にあって、なんで知立の八橋を駅名にしてるんだ!?!?」

を!いいところに目をつけましたね〜♪なかなかいい線行ってるぞ〜(って早く説明しろ^^;)
↑にも書いたんですけども、元々林付近(知立市八橋町というところ)に出来るはずだった、この駅。
誘致に負けた形の知立市は、「せめて名前だけでも・・・」ということで駅に「八橋」の名前を冠らせた、ということがあったみたいです。
後、この駅に一番近い名所として「無量寿寺(むりょうじゅじ)」という寺があります。
このお寺、毎年4月くらいになると名古屋のTV局がこぞってやってきます。
なんでか?
実はかきつばたがこのお寺のシンボルだからなんです。
庭園があるんですけども、そこの池にかきつばた(あやめ科)が植えられていて、春先になるとものの見事にきれいな花を咲かせてくれます♪

そういうところが近いんでかきつばたのイメージ=知立とつなげたかったんでしょうね。
あと「花園」と名前を冠らすと京都かどこかにも同じ地名があるのであえて避けた、という話もあるようです。
でも八橋も滋賀県にあったよね(苦笑)
で。、三河をつけて「三河八橋」となったわけ。

「・・・素朴な質問なんだけどさ、なんでこの寺のシンボルがかきつばたなのさ・・・」

そんなに口とんがらせて言うなってば(誰が^^;)
でもそういう返しが来ることを待ってましたぜ♪
歴史の話になります。
伊勢物語、という平安時代の古典を習った方もいらっしゃるかと思います。
この「伊勢物語」に関しては長くなりますんであえて割愛させていただきます・・・。
(知らんからだろう、とか言うな^^;)
そこの主人公、在原業平という歌人がいらっしゃいましてこの無量寿寺を訪れたときに、この地域一帯に広がるかきつばたを見て次の短歌を詠みました。
らころも つつなれにし ましあれば るばるきぬる ひをしぞおもふ」
この短歌、知ってる方もいらっしゃると思います。
意味は忘れたけども(苦笑)相当に寂しい歌で、この短歌を読み上げたとたん旅をともにしていた方々も涙を流したそうです・・・。
それ以来、上の短歌ともども、無量寿寺は在原業平ゆかりの地、として知られるようになっていったんだそうです。
この短歌は三河八橋駅にも紹介がありますので、興味があったら見つけてくださいね(^^
あ、ちなみに、この無量寿寺、縁結びで有名だとか(苦笑)
・・・(なんで黙るだ^^;;;;;;;)

「・・・うん、よくわかった、で、三河八橋駅周辺で遊べるところなんてどこかあるの?」

それしかしゃべれんか、君(爆)
・・・でもあるかな?(苦笑)
業平ゆかりの地なので、特に無量寿寺(駅を降りて右方面・・・南側)に行くと、特に4月は結構いい感じですよ♪
ごくごく小規模なんですけども、駅周辺はそれなりに開けてます。
また駅のお隣にある売店は古くからやってるお店です♪

その他、この駅ならでは、というものを紹介。
1.とにかくホームが小さい(^^;;;;;;
お前の体がでかいからだ、とかいうな(爆)
でも、幅も狭いしそれはそれで、ローカル線の旅みたいで雰囲気を感じさせるところではありますね(^^

2.「すれ違い待ち」がなんとなく違う・・・。
なんせ単線なんで、駅で対向車待ち、というのがどの駅でも頻繁に行われています(^^;
でも、よくよく見ると、三河知立、三河八橋は、豊田方面に向かう方向で行くと、豊田市行きはホーム左に入ります。
しかし、若林、竹村は逆なんです(つまりホーム右に電車が入っていく感じ・・・)
なんでだろ〜なんでだろ〜♪(おい)

坂道に負けないよう(苦笑)若林まで行くゾ〜!→

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